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世の中プラモキットは数々あれど,「猫またぎキット」とか云われ日陰者あつかいを受けている飛行機キットに日の目を当て、謂われなき中傷を払拭すべく隠れた名(迷?)キットを掘り起こし、且つ、作りたいキットもぽちぽち作って行くブログ。
「さとみ健一のヒコーキ模型つくってます」第2 補足

今月21日に発売される航空情報4月号に掲載分の補足です。S-199 (43)KP 1/72AVIA S-199 イスラエルメッサーです
四月号とはいいながらフィニッシュしたのは大晦日です。編集と校正があるから仕方ないけど
あはは
記事にも書きましたが見かけても旧キットだとばかり思ってたからスルーしてたんだよね。
果たして何人の人が知ってたんだろうね。

まずは記事の方から *****************************************************************

旧来のKP製品ではありません。まともなS-199の見えます。作りたかったんだイスラエルメッサー。ナナニイではAモデルのイスパノメッサーと並ぶ戦後タイプのメッサーです。だがしかし、はて?このタッチは…パーツはブログを見ていただくとして、構成をみると本来メッサーG系が作れるキットに専用パーツを追加したAZモデル製です。モールドは凹。シャープな翼後縁。もうこれだけでそそられまんがな。東欧のキットは敬遠されがちだけど味があって好きなんだけど…あー、擦り合わせとか面倒だからかな?そんなことないのに。今まで単に箱替えかとご遠慮申し上げてましたが、敢えて火中の栗を拾って見たところ、おいしく頂けました。



実機についても少々(前回端折ったから)。
だいたいAVIAはスコダの子会社なんてことも知らなかったですが、独立以前武器禁輸に困りきったイスラエルは、足元を見透かした(?)チェコスロバキアから本機を23機を内緒で導入したものです。AVIAは元もと第2次大戦中は独空軍向けに機体生産をしてたのは周知のことだけど戦後余った部品で作った機体。てっきりDBエンジンが乗ってるもんだと思ってた小生ですが、ユンカースユモ211系エンジンと排気管、ドルニエのスピナー、幅広の後期型メッサー系のプロペラを使ったものだそうです(聞いた話だよ)。DB系エンジンとユモエンジンではエンジンマウントが違うから機首のボイレの前の変なでっぱりはエンジン架カバーだと納得した次第。外形的な違いとして機首下面のオイルクーラーは無く冷却オイルは翼下面を経由していた機首下面のオイルクーラーはつけていない。キットでは下面につくサンドフィルターもパーツ化されてましたが見たことないからつけてません。

さて、製作です。
コックピットはもっさりではありますが側壁にモールドが入っていて指示どうり丁寧に塗り分けスミ入れすれば十分な仕上がりです。内部はブラックグレーに塗り、ベルトは付属デカールです。

垂直尾翼は途中で切れてるいます。継ぐのに芋付けでは心もとないので金属線を埋め込んでおき接着しました。その際、くれぐれも直角に垂直を心がけて接着のほどを。機首のボイレは別パーツで且つ芋付け。合いが悪いのでじっくり擦り合わせませう(ここがいちばん肝心)。なお、ラダーの赤白ストライプはデカールを貼ってありますが上部が機首方向に短いためシャインレッドでタッチアップしました。

主翼は脚収納口内部も表現され、動翼が一体にモールドされているため分割ラインに沿ってありがちな隙間も気ににならず好印象。
ですが、問題点も。
上面にG-6の出っ張りに合わせてAS用らしきカバーを接着するが前縁に段差ができるのでスムースに修正した。下面オイルクーラーにつく後部ラジエター部品は主パーツを翼のテーパーに合わせて削る手間がかかります。また、下面につくMG151のゴンドラとモラーネアンテナは取り付け位置が不明だったので手元の資料を参考に接着してあります。が、下面につくパーツは全部芋付けなので要注意です。主翼と胴体の接着部には0.5ミリほどの隙間があいた(下手なのか?ある人はできなかったんだよね)のでプラ板を挟んであります。言い忘れましたがキャノピーレールは長すぎるので削り落としておきましょう。完成品はすっかり忘却の彼方でありました。
機体色は全面RLM02ですがナナニイではC-60では暗すぎるので色調効果を考えてC-25ダークシーグレーで塗装してあります。調色するより楽ちんだからいつも色調の近い色を探して使っています。例えばこ混色指定通り作ったらある色なったりします。場合によっては意外な色が使える発見もあります。さて、おおよその色調はブログで確認いただくとしてアンテナ支柱とピトー管は金属線に変えアンテナ線を張って完成です。



なにしろ誌面スペースが少ないからここで補足してます。
S-199 (42)
新S-199はこのほかに数バリエーションあるみたい。
S-199 (44a)
S-199 (44b)

取説なんかもAZスタイル
S-199 (47)
シートベルトが印刷されてたのはちょっとオドロキ(゚∀゚) たまたま切らしてたから ベルト(-∀-)

パーツ構成
S-199 (48)
S-199 (50)
モールドが旧製品を彷彿とさせる。凹モールドながらね。
S-199 (51)
真ん中のパーツがASとかk型-10/-14あたりのパーツ・・・メッサーの型は良うわからん
G-6の出っ張りをガイドして翼上面にかぶせます。
S-199 (52)
S-199 (53)
操縦席内部はそれなりに彫刻されてます。
S199 (3)
手前がS-199用・・・あーーーー!! ゴメン専用ランナー写真撮ってない
えっと、もう一枠あってペラとスピンナー、排気管、専用ボイレなんかがありました  (m´・ω・`)m ゴメン…

できた操縦席
S-199 (17)
S-199 (18)
S-199 (20)
計器盤なんかいい感じ
各パーツ、特に内壁にあたる部分は擦り合わせてあります。
フロアーと計器盤の前側には直角が狂わんように補強してます。
この手のキット(東欧とかの)を悪く言う人はこんなことが面倒なんだろうねきっと。
おいらは大好きでこんなのばっかやってる気がする(笑) 
貼ったり削ったはりぴったり合うともう快感!
S-199(17a ) (1)
翼の隙間は作り方が雑だったらしく、すでに作った人はきつくて胴体側を削ったそうです。
いやこれは・・・操縦席パーツを削りすぎたのかも?合わせながらやった覚えがないから。。。_| ̄|○
キャノピーレールは操縦席すぐ後ろのラインまでです。やってないけど・・・
翼のラジエター部品
S-199 (21)
後ろに入る方は翼のテーパーに合わせて、これまた擦り合わせ (`・ω・´)b (笑)

ベースがメッサー全型式だからしょうがない分割式の尾翼
S-199 (22)
S-199 (23)
傾かないようにと強度出しの真ちゅう線
擦り合わせが結構上手くいった箇所(^^♪

プロペラプレード
S-199 (24)
先っぽが尖がりすぎ
S-199 (25)
まだ足りないけどこれ以上削るとバランスが・・・(;^ω^)

ラダーのデカール
S-199 (26)
S-199 (27)
機首方向に不足してたのでシャインレッドでタッチアップ
『よく色が判るね?』 とよく聞かれます。判るんだから説明のしようがなんだよね。
各トリムタブは赤だからついでに塗っておきます。

ピトー管、モラーネアンテナ(って云うんだっけ?)は自作(威張るほどのことでなし)。
S-199(38b).jpg

フィニッシュ **********************************************************************
A-199 (2)
A-199 (3)
A-199 (4)
A-199 (5)
KP S-199 (7)
A-199 (6)
KP S-199 (21)
KP S-199 (2)
KP S-199 (3)
KP S-199 (41)
KP S-199 (11)
誰もがRLM02だと思ってる機体色ですがC-25ダークシーグレーです。以前1/72メッサーを作ったときの経験でC-60では暗すぎたから。ダークシーグレーをなんかで塗ったときに結構ミドリっぽいなぁって感じたのを覚えてたので使ってみました。

ということで 今は来月号の分やってます。実はこの時期大忙しの上家族が入院してたりバイトはあるわでてんてこ舞です。
航情の方はスペアがいないことに気が付いてツーリングにも行けそうにもありません。迂闊でありました

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【2016/02/20 14:49】 | 飛行機モデル製作記事
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けーぴー
ボーイング渡辺
kpアビアメッサ―
同時期にGの複座を作りました
当時はキットも安くて楽しめ(苦行)
東欧のキットってこんなのかぁ
模型屋常連たちと酒の肴でした
このあとテコ入れしたのか
クリアパーツ金型も磨かれたのか
品質もデカルも良くなり価格も
上昇しました
私は栃木在住実機屋でございます

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けーぴー
kpアビアメッサ―
同時期にGの複座を作りました
当時はキットも安くて楽しめ(苦行)
東欧のキットってこんなのかぁ
模型屋常連たちと酒の肴でした
このあとテコ入れしたのか
クリアパーツ金型も磨かれたのか
品質もデカルも良くなり価格も
上昇しました
私は栃木在住実機屋でございます
2016/02/23(Tue) 19:44 | URL  | ボーイング渡辺 #RV5WMbDw[ 編集]
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