お暑うございます。年寄りは熱中症にならないように周りからやいのやいの言われる今日この頃。
そんな中、三十有余年乗継いできたSR改君(五代目)からブロス改+(プラス)に乗り換えました。

「交換しない?」って元レーサーから声掛かられたので爺どうしで車検代だけの交換トレードが成立。
セル(!)も付いてて楽ちんだからお言葉に甘えてしまいました。高速は楽だし回転上げてもミラーがぶれることもなく(笑)、でっかいバイク(オーバー1000CC)にタメを張れてます。さすが元レーサー。いじり方が上手いやね。箱根のコーナーワークじゃ倒しこみが効いて効いて・・・
((⊂(^ω^)⊃))
ノーマルにしか見えないところが好きっていったら
爺ぃにこんなの乗せたら周りが危ない(からかうから)からさっさと免許証を返納して雑誌に穴あけないようにせい!と笑われております。こういうのをトレードする方もする方だし乗る方も乗る方だからお互いさまか?
そんなこんなでいつもの通り 文字の黒は記事原稿。写真と文字の青が補足です。
航空情報掲載 「さとみ健一のヒコーキ模型つくってます」
第5回 『SBS1/72 デハビランドD.H88コメット』 補足
え~、一箱チョイスでご機嫌を伺います。

若いころから金と黒のオシャレなコスチュームに引かれていたもんで、「エイヤッ」とどこかの舞台から飛んだつもりで購入したものです
デハビランドD.88コメットは1934年に行われた「マク・ロバートソンレース」に参加するために3機だけ作られた機でした。「マク・ロバートソン」正確にはウィリアム・マクファーソン・ロバートソンといい、メルボルンのチョコレート王であります。彼がメルボルン市政百年を記念して1回だけ賞金1万五千ポンドを提供したレースでした。本キットの「ブラックマジック」はモリソン夫妻の操縦でカラチまでトップをキープしましたがエンジントラブルでリタイヤし涙をのみました。旦那は大西洋を最初に軽飛行機のD.Hプスモスで逆横断した人物で嫁さんは日本にも来たことのあるエミージョンソンでした。
優勝機は赤い「グロブナーハウス」。この機体はロンドン郊外シャトルワース館にあったのだが今でもそこにあるんだろうか?二位はボーイング247D。緑の機体は三位に入賞しています。
(この辺のことはブログで補足しておのきます…話せば長いからね。)
1/72D.H88はエアーフィックスから赤と緑のパッケージ違いで最近再販されたので目にした方もあるかと思いますが、半世紀以上も前に発売された物なので今のレベルでどうこう云うのは酷ってもんです。こういう機体こそリニューアルされていいキットだと思うんだけどどうでしょう。
今回製作したSBSのキットは「レジンキット」といわれるもので、パーツはすべてレジン製。透明パーツはクリアーレジン、脚柱はホワイトメタルで成形されています。

印象はエアーフィックスより細身に感じます。シャープなモールドのなせる業なのか?。ディーテルもレジンキットの特徴を活かしシャープ且つ繊細で制作意欲がわきわきです。
レジンキットですから製作はプラモと同じというわけにはいかず接着には瞬間と下地用プライマーサーフェサー(以下サフェ)は必須です。部品の塗装には必ずサフェを必ず塗布しておいてから塗装します。このメーカーの場合細かいパーツにはガードがついていて破損を防ぐ工夫がされています。
レジンキットにありがちな事後変形はなく気泡は皆無でした。面倒なイメージのある各パーツはナイフで切れ目を入れると手で切り離せてペーパーで成形すればOKというパーツがほとんどでした。


ダボやかんざしもついていてバラの状態ではプラキットと変りません。レジンキットにありがちな事後変形はドライヤーで温めて修正すれば難なく元へ戻りますしそれほどではありません。また、気泡は皆無でした。そんなわけで各パーツは小気味よく嵌り決まりストレスは感じません(仮組は必須)。なお、組立前に中性洗剤で離型剤を洗っておくことは基本の「き」言うべき作業なのでお忘れなく。。
製作はこれといって面倒な箇所もなくすらすら組進められます

操縦席内部はシルバーとしましたがグレイグリーンの可能性もあります。
気になる部分として水平尾翼が極端に薄いのは残念なところだし足回りのホワイトメタルが硬くオレオ部分が華奢なので神経を使いました。透明部品はクリアーレジンで成形されていますがキャノピー内側にはクリアーを吹いたのちハセガワのコーティングポリマーを塗布(瞬間止めの白濁防止に有効)し、ライトとキャノピー上面には完成後クリアーを塗っておくと十分な透明度が保たれます。クリアープライマーは塗っていません。意外とだいじょーぶ。
プロペラはMrカラーMS06クロームシルバー。裏面はC33フラットブラックです。
機体全体にはサフェを吹いたらところで#1200の水ペーパーをかけ再度サフェを塗布し#2000で水研ぎします。その際、地が出たら再度同じ作業を繰り返します。
下地にMrカラーC73エアクラフトグレー。乾燥後C2ブラックを機体頂部と各エッジ部、各翼前縁に三度吹いてから全体に塗布します。

今回はハイグロスで仕上げたかったのでこの上にクリアーをかけデカールを貼った後さらにジャブジャブクリアーを5回かけ完全乾燥させます(乾燥機命!)。更に一晩水に浸けた#2000で水研ぎし「中目」「細目」とコンパをかけ、最後に指につけたコンパ「仕上げ目」で磨きだしてあります。

おかげで指紋が薄くなってスマホの指紋認証が反応しなくなった (;^ω^)
グロス仕上げのときスミ入れしたら拭き取らなければならないわけですですが、雑に拭き取るとヘアーライン(細かい繊維による傷)がついてしまうことがあります。そんな時はエナメル塗料が半乾きのなったらシンナーを使わずに綿棒に「中目」以上のコンパをつけて磨く感じで擦っていくとヘアーラインは出来にくくなります。


最後にコンパでついた白い粉は眼鏡クロスで拭えば完成です。できれなこの上にコーティングポリマーを塗れば輝きは長持ちしますのさ٩( ''ω'' )و指紋も簡単に拭けるしね。
というわけで、お披露目 ***********************************************










評価(独断による):★5点中
組み易さ:★★★★(レジンキットの割に…)
値 段 :★★★(価値判断が別れる微妙な価格)
プロポーション:★★★★
デカール:★★(糊が溶けるのがメチャ早い)
入手しやすさ:★★(専門店で注文しても時間がかかる場合がある)
ヨンパチのキットが欲しいよね。やっぱりレジンキットになっちゃうんだろうかねぇ? (((uдu*)
上に書いたようにバイクが新しいので体を慣らさにゃ o(^^*)♪
いくつになってもオモチャは欲しいのだ!!
ヒトハチゴフタ
そんな中、三十有余年乗継いできたSR改君(五代目)からブロス改+(プラス)に乗り換えました。

「交換しない?」って元レーサーから声掛かられたので爺どうしで車検代だけの交換トレードが成立。
セル(!)も付いてて楽ちんだからお言葉に甘えてしまいました。高速は楽だし回転上げてもミラーがぶれることもなく(笑)、でっかいバイク(オーバー1000CC)にタメを張れてます。さすが元レーサー。いじり方が上手いやね。箱根のコーナーワークじゃ倒しこみが効いて効いて・・・
((⊂(^ω^)⊃))
ノーマルにしか見えないところが好きっていったら
爺ぃにこんなの乗せたら周りが危ない(からかうから)からさっさと免許証を返納して雑誌に穴あけないようにせい!と笑われております。こういうのをトレードする方もする方だし乗る方も乗る方だからお互いさまか?
そんなこんなでいつもの通り 文字の黒は記事原稿。写真と文字の青が補足です。
航空情報掲載 「さとみ健一のヒコーキ模型つくってます」
第5回 『SBS1/72 デハビランドD.H88コメット』 補足
え~、一箱チョイスでご機嫌を伺います。

若いころから金と黒のオシャレなコスチュームに引かれていたもんで、「エイヤッ」とどこかの舞台から飛んだつもりで購入したものです
デハビランドD.88コメットは1934年に行われた「マク・ロバートソンレース」に参加するために3機だけ作られた機でした。「マク・ロバートソン」正確にはウィリアム・マクファーソン・ロバートソンといい、メルボルンのチョコレート王であります。彼がメルボルン市政百年を記念して1回だけ賞金1万五千ポンドを提供したレースでした。本キットの「ブラックマジック」はモリソン夫妻の操縦でカラチまでトップをキープしましたがエンジントラブルでリタイヤし涙をのみました。旦那は大西洋を最初に軽飛行機のD.Hプスモスで逆横断した人物で嫁さんは日本にも来たことのあるエミージョンソンでした。
優勝機は赤い「グロブナーハウス」。この機体はロンドン郊外シャトルワース館にあったのだが今でもそこにあるんだろうか?二位はボーイング247D。緑の機体は三位に入賞しています。
1/72D.H88はエアーフィックスから赤と緑のパッケージ違いで最近再販されたので目にした方もあるかと思いますが、半世紀以上も前に発売された物なので今のレベルでどうこう云うのは酷ってもんです。こういう機体こそリニューアルされていいキットだと思うんだけどどうでしょう。
今回製作したSBSのキットは「レジンキット」といわれるもので、パーツはすべてレジン製。透明パーツはクリアーレジン、脚柱はホワイトメタルで成形されています。

印象はエアーフィックスより細身に感じます。シャープなモールドのなせる業なのか?。ディーテルもレジンキットの特徴を活かしシャープ且つ繊細で制作意欲がわきわきです。
レジンキットですから製作はプラモと同じというわけにはいかず接着には瞬間と下地用プライマーサーフェサー(以下サフェ)は必須です。部品の塗装には必ずサフェを必ず塗布しておいてから塗装します。このメーカーの場合細かいパーツにはガードがついていて破損を防ぐ工夫がされています。
レジンキットにありがちな事後変形はなく気泡は皆無でした。面倒なイメージのある各パーツはナイフで切れ目を入れると手で切り離せてペーパーで成形すればOKというパーツがほとんどでした。


ダボやかんざしもついていてバラの状態ではプラキットと変りません。レジンキットにありがちな事後変形はドライヤーで温めて修正すれば難なく元へ戻りますしそれほどではありません。また、気泡は皆無でした。そんなわけで各パーツは小気味よく嵌り決まりストレスは感じません(仮組は必須)。なお、組立前に中性洗剤で離型剤を洗っておくことは基本の「き」言うべき作業なのでお忘れなく。。
製作はこれといって面倒な箇所もなくすらすら組進められます


操縦席内部はシルバーとしましたがグレイグリーンの可能性もあります。
気になる部分として水平尾翼が極端に薄いのは残念なところだし足回りのホワイトメタルが硬くオレオ部分が華奢なので神経を使いました。透明部品はクリアーレジンで成形されていますがキャノピー内側にはクリアーを吹いたのちハセガワのコーティングポリマーを塗布(瞬間止めの白濁防止に有効)し、ライトとキャノピー上面には完成後クリアーを塗っておくと十分な透明度が保たれます。クリアープライマーは塗っていません。意外とだいじょーぶ。
プロペラはMrカラーMS06クロームシルバー。裏面はC33フラットブラックです。
機体全体にはサフェを吹いたらところで#1200の水ペーパーをかけ再度サフェを塗布し#2000で水研ぎします。その際、地が出たら再度同じ作業を繰り返します。
下地にMrカラーC73エアクラフトグレー。乾燥後C2ブラックを機体頂部と各エッジ部、各翼前縁に三度吹いてから全体に塗布します。


今回はハイグロスで仕上げたかったのでこの上にクリアーをかけデカールを貼った後さらにジャブジャブクリアーを5回かけ完全乾燥させます(乾燥機命!)。更に一晩水に浸けた#2000で水研ぎし「中目」「細目」とコンパをかけ、最後に指につけたコンパ「仕上げ目」で磨きだしてあります。

おかげで指紋が薄くなってスマホの指紋認証が反応しなくなった (;^ω^)
グロス仕上げのときスミ入れしたら拭き取らなければならないわけですですが、雑に拭き取るとヘアーライン(細かい繊維による傷)がついてしまうことがあります。そんな時はエナメル塗料が半乾きのなったらシンナーを使わずに綿棒に「中目」以上のコンパをつけて磨く感じで擦っていくとヘアーラインは出来にくくなります。


最後にコンパでついた白い粉は眼鏡クロスで拭えば完成です。できれなこの上にコーティングポリマーを塗れば輝きは長持ちしますのさ٩( ''ω'' )و指紋も簡単に拭けるしね。
というわけで、お披露目 ***********************************************










評価(独断による):★5点中
組み易さ:★★★★(レジンキットの割に…)
値 段 :★★★(価値判断が別れる微妙な価格)
プロポーション:★★★★
デカール:★★(糊が溶けるのがメチャ早い)
入手しやすさ:★★(専門店で注文しても時間がかかる場合がある)
ヨンパチのキットが欲しいよね。やっぱりレジンキットになっちゃうんだろうかねぇ? (((uдu*)
上に書いたようにバイクが新しいので体を慣らさにゃ o(^^*)♪
いくつになってもオモチャは欲しいのだ!!
ヒトハチゴフタ

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